伝統工芸品と伝統的工芸品 その3
いやいや、長くなりました。
今回はまとめです♪ お付き合い下さい。
伝統的工芸品に指定される工芸品はどういうものか
解ってっていただけましたか?
そういう条件があるので、
100年以上継続していても職人さんが少ない伝統工芸や
どこかの時代に廃れて、最近(大正・昭和)復活したけど~
などの伝統工芸には『的』は付かないのです。
私たちがよく知っている工芸品も
そうなの?なんで??って感じたりします。
それは、どこかが条件に当てはまらないからなんですよね。
でも、時は流れて、今までは明治中期jくらいから続いて~
で,100年位だったのが、大正時代で100年になるので、
条件を満たした工芸品がどんどん増えてきています。
(やだっ(>д<)!歳をとったのを自覚しちゃった!!)
国のやることですし、予算というものもあるけど、
毎年5品目ほどが新たに追加指定され、
今まで地元の工芸品だったものが、
日本の工芸品として、多くの人に紹介されて行くのです。
現在日本の伝統工芸の世界は、
世界的な日本ブームやオリンピックに向けた企画、
新たな世代の作り手の躍進などでとても活気づいています。
それでも全体的にみると、一部の認知度が少し上がった程度、
相変わらず後継者不足は否めません。
伝統工芸品でも『的』がついても、
どうすれば現代から未来に繋げられるか。という課題は、
まったく変わらないのが現実です。
時代に果敢に攻めて行くもの、息切れをして廃れるもの
今後はその差が大きくなるかもしれません。
是非みなさんには、
ご自分の地元の伝統工芸品を誇りに思い、
他の地域の人たちに発信して頂きたいと思います。
そして色々な声を工芸品の現場に
どんどん届けていただければと思います。
やっと・・・
おわり o(_ _)o
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